議員日誌

アメリカ・イギリスの変化

 しんぶん赤旗日刊紙の元旦号で、上智大学の中野晃一教授と志位和夫委員長の対談が掲載されていました。

 この中で、志位委員長がアメリカとイギリスの変化を紹介している箇所は初めて知ることでした。

 志位さんは、アメリカ大統領選挙の民主党予備選挙でのバーニー・サンダース氏の善戦についてこう述べています。

 「アメリカ大統領選挙の民主党予備選挙で「最左派」といわれるバーニー・サンダース氏が善戦しています。

 サンダース氏は、バーモンド州選出の上院議員です。私は、2010年に国連本部で開かれたNPT(核不拡散条約)再検討会議に参加するため訪米したさい、バーモンド州議会を訪問したんです。『核兵器禁止条約の交渉開始を求める決議』が州の上下両院であがっており、これは日本の運動が求めていたことと同じ内容でしたから。州議会をあげての温かい歓迎を受けました。バーモンドはアメリカの州の中でもっとも進歩的な州の一つだと思いますが、イラク戦争反対決議を議会であげていますし、ブッシュ大統領立ち入り禁止決議というのをあげているんですよ。」

 「サンダース氏は民主的社会主義者を自称している方です。それがああいう大善戦をしている。どこに根っこがあるかといったら、2011年に『オキュパイ(占領)』運動-ウォール街の『占領』運動ということがあって、それが根になって、また伏線として続き、それからちょっと時間さはあるんですけれど、そういう形で表れたといわれています。」

 志位さんは、イギリス労働党の党首選挙でのジェレミー・コービン氏の圧勝についてこう述べています。

 「コービンしは『最左派』といわれる方で、『反緊縮』-新自由主義に反対する政策を掲げている。これもどkに根っこがあるかといったら、イラク戦争に反対するたたかいがある。ロンドンで200万人の大デモンストレーションが起った。そうした市民運動のうねりが時間さはありますが、コービン圧勝につながったと言われています。」

 その上で、志位さんはこう続けます。

 「私は、いま日本で起こっているのは市民革命的な動きの始まりだといったんですが、この動きというのは、とても深い根をもった流れになっています。(中略)昨年開始された国民の新しい歩みは、かならず新しい政治を生み出す力として表れていると考えています。」

 宇部市で新しい政治を生み出す力が発揮できるよう、微力を尽くしたい。この対談を読んで、決意を新たにしました。

 アメリカかイギリスの変化を皆さんはどうお考えですか。お教え下さい。

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