議員日誌

米軍山口大学にも資金提供

 「米軍が2000年以降、少なくとも国内の12大学と機関の研究者に2億円を超える研究資金を提供してきたことが6日、分かった。」と昨日の山口新聞が報じました。

 山口大学には、09年から13年に244万円の資金が米軍から提供されていました。

 山口新聞は「政府の集団的自衛権の行使容認で、今後は一層増加する可能性もあり、軍事と研究の在り方をめぐる議論に影響を与えそうだ。」と報じています。

 同記事で井原聡東北大名誉教授は「米軍の研究資金は学術界に深く、静かに浸透している。日本人研究者を囲い込むのが米軍の狙いだ。資金提供は軍事研究や秘密研究につながり、学問から自由を奪う恐れがある。」と述べています。

 先日、探査機「はやぶさ2」が小惑星リュウグウへの軌道に入ったとの報道がありました。

 この研究が軍事利用に転嫁されないか心配されます。

 ノーベル物理学賞を受賞した益川敏英さんは、「研究成果を軍事に使わせないようにするか、それは政治の問題」と指摘します。

 先の新聞の例は、アメリカ軍そのものが大学に資金提供してきたとの事実であり、研究成果を軍事に利用する目的であることは明白です。

 日本政府は政治の力で米軍が直接大学に資金提供する行為を中止させるべきです。

 核兵器が開発されてた歴史を繰り返してはなりません。

 唯一の被爆国の政府として、学問が軍事に利用されないよう米政府に毅然とした対応をすべきです。

 大学側も安易に資金を受け取らない対応が求められます。

 山口大学は米愚’の資金提供によってどのような研究を行ったのか公開すべきではないでしょうか。

 米軍が直接、日本の大学や研究機関に資金提供していた事実が明らかになりました。

 その中に、山口大学が含まれていました。

 皆さんはどうお考えですか。お考えをお教え下さい。

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