議員日誌

わたしの『やめて』

 一昨日に照会した京都大学の教員でつくる「自由と平和のための京大有志の会」が発表した安全保障関連法案(戦争法案)に反対する声明を埼玉県在住の山岡信幸さんが子供向けに訳されたものが、話題になっています。

 以下、子ども向けの訳「わたしの『やめて』」を紹介します。

・・・

 わたしの『やめて』

 くにと くにの けんかを せんそうと いいます

 

 せんそうは 「ぼくが ころされないように さきに ころすんだ」

 という だれかの いいわけで はじまります

 せんそうは ひとごろしの どうぐを うる おみせを もうけさせます

 せんそうは はじまると だれにも とめられません

 

 せんどうは はじめるのは かんたんだけど おわるのは むずかしい

 せんそうは へいたいさんも おとしよりも こどもも くるしめます

 せんそうは てや あしを ちぎろ こころも ひきさきます

 

 わたしの こころは わたしのもの

 だれかに あやつられたくない

 わたしの いのちは わたしのもの

 だれかの どうぐに なりたくない

 

 うみが ひろいのは いとをころす きちを つくるためじゃない

 そらが たかいのは ひとをころす ひこうきが とぶためじゃない

 

 げんこつで ひとを きずつけて えらそうに いばっているよりも

 こころを はたらかせて きずつけられた ひとを はげましたい

 

 がっこうで まなぶのは ひとごろしの どうぐを つくるためじゃない

 がっこうで まなぶのは おかねもうけの ためじゃない

 がっこうで まなぶのは だれかの いいなりに なるためじゃない

 

 じぶんや みんなの いのちを だいじにして

 いつも すきなことを かんがえたり おはなししたり したい

 でも せんそうは それを じゃまするんだ

 

 だから

 せんそうをはじめようとする ひとたちに

 わたしは おおきなこえで 「やめて」 というんだ

 

 じゆうと へいわの ための きょうだい ゆうしの かい

 

・・・

 子ども向け訳は、一層、私の胸に戦争法の廃案を誓わせます。

 私の10代の4人の子どもを戦場に送らないために

 私の子どもに通じる子ども達を戦場に送らないために

 この夏、戦争法案を国会で成立させていいのかみんなで考えましょう。

 

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