議員日誌

天満明星池

 愛読している作家のひとりである高田郁さんが、「こんな捕り物帳が読みたかった」と語っている帯に惚れて、加瀬政広さんのデビュー作「天満明星池」を手にしました。

 大阪を舞台にした捕り物帳は、私の読書経験の中では初めてです。

 町奉行所の同心である鳳大吾と盲目の梓巫女見習いのお駒が難事件を解決して物語。

 加瀬さんは、「忍たま乱太郎」の作画監督として活躍した人気アニメーターでもあります。

 時代小説作家として本作でデビューされました。

 大阪の古地図を丹念に調べあげた苦労が伺える作品です。

 大阪ならでは謎解きも興味深い内容です。

 軽妙な大阪弁での会話も楽しみの一つです。

 大吾とお駒の関係が今後どうなるのか次回作が期待されるところです。

 シリーズ化され、「まんまこと」のように、NHK時代劇の原作となり映像化されることを期待しています。

 「まんまこと」以来、時代小説の世界に浸る日々です。

トラックバック

コメントはまだありません

No comments yet.

コメント

コメント公開は承認制になっています。公開までに時間がかかることがあります。
内容によっては公開されないこともあります。

メールアドレスなどの個人情報は、お問い合せへの返信や、臨時のお知らせ・ご案内などにのみ使用いたします。また、ご意見・ご相談の内容は、HPや宣伝物において匿名でご紹介することがあります。あらかじめご了承ください。