議員日誌

公立小中学校の耐震比率全国ワースト4位

 文部科学省は、昨日、今年4月1日現在の公立小中学校施設の耐震改修状況の調査結果を公表しました。

 山口県の耐震進化比率は、86.9%で、全国ワースト4位でした。前年度より6.1ポイント改善していますが、全国平均の95.6%を大きく下回っています。

 宇部市の耐震化比率は、79.6%で、県内ワースト2位となっています。

 昨日の宇部日報は、「文部科学省は、今年度を耐震化完了の目標年としてきたが、県内では、9市町が来年度以降になる見込み。特に、宇部市など県内4市を含む全国99市町村が耐震化が遅れているとして、同省は、これらの市町村宛てに、耐震化の加速要請に関する書簡を大臣名で送付した。」と報道しています。

 宇部市は、平成23年3月に作成した宇部市学校施設耐震化推進計画に基づき、小中学校の耐震化を進めています。

 計画にある「耐震化目標期間」は、「厳しい財政状況から、耐震化実施の目標期間は、平成19年度から平成38年度までの20年間とする」とされています。

 宇部市の耐震診断結果一覧をみると、教室などの耐震化は、今年度でほぼ終わる見通しですが、屋内運動場の内、耐震性があるとされているのが7施設で、残りは、耐震化が完了していません。

 今日、日本国内各所で地震が頻発しています。市内にも活断層が散在しており、市内で大規模な地震が発生する可能性があります。

 体育館は、子どもたちの授業の場であると同時に、災害時の住民の避難所としての役割もあります。

 平成38年度を待たず、早急に、宇部市内の小中学校の体育館の耐震化が図られることを強く望みます。

 山口県や宇部市の公立小中学校の耐震化が大きく遅れています。

 このことを皆さんはどのようにお考えですか。

 

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