今日の朝日新聞に、「中国電力による上関原子力発電所予定地海域の埋め立て免許の延長申請をめぐり、村岡嗣政知事は22日の定例記者会見で、これまでも今後も現場視察を予定していないことを明らかにした。」と報道されました。
私は、2014年9月県議会で、「知事就任後、福島原発の被災地を訪ねたことがありますか。今も原発建設が計画されている山口県の知事として、一度は現場に足を運ぶべきと考えますが、お尋ねします。」と村岡知事に質問しました。
村岡知事は、「私は、知事就任後、福島原発の被災地を訪ねたことはありません。また、現在、福島の現場を訪問する予定はありません。」と答えました。
この答弁に、傍聴した県民の方から「知事の答弁は冷たすぎる」との反響が多数寄せられたことを思いだしました。
知事は、聴くべき意見を恣意的に峻別してはいけないと思います。
県による中電への6回目の質問の回答期限は5月15日です。
村岡知事は、「現場主義というところは、今の法律の手続きの中で対象になっているものではない」と冷たい対応はやめて、中電からの回答を受けて許可か不許可の判断をする前に、原発予定地を視察し、住民の意見に耳を傾ける時です。
村岡知事にとっての民主主義とは何かが問われている瞬間だと思います。
村岡知事が、中国電力の埋め立て免許は「不許可」だと判断をするよう、県民世論を高めていきましょう。
上関原発問題に対する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。
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