「健康で文化的な最低限度の生活」。これは、柏木ハルコさんの漫画コミックの題名です。
週刊ビックコミック・スピリッツに連載されています。
生活保護課のケースワーカーとして配属された社会人一年生・義経えみるを通して、生活保護の現場が描かれた作品です。
原作者の柏木ハルコさんが、「民医連新聞」の1月5日号のインタビューでこう述べています。
「タイトルを憲法25条からとったのは、最初は何となくだったのですが、今はこれでよかったとも思っています。生存権や人権を考える漫画になると思うので。」
「『人権』は、普通にしていると価値が実感できないけれど、奪われた時、『生きていけない!』となる、空気みたいなものでしょう。奪われた側に行かないとなかなか分からない。原始時代から今まで、人類が『人権』を得るまでにどれほど苦労があったか-と思うんです。『すべての他者を認め、尊重する』ってすごいことじゃないですか。」
「全ての国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」
「国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない」
この憲法25条の条文を今、かみしめたいと思います。
憲法25条が崩される状況に立ち向かい、憲法25条が生きる社会を実現したいと思います。
その事を、このコミックで、主人公のえみると一緒に考えたいと思います。
「健康で文化的な最低限度の生活」に対する感想をお聞かせ下さい。
また、憲法25条が崩される状況をどうお考えかご意見をお聞かせ下さい。
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