議員日誌

行き詰まるアベノミクス

 第三次安倍政権が発足し、安倍首相は、国民からこの道をまっすぐ進めと背中を押していただいたと豪語しています。
 安倍政権の経済政策であるアベノミクスの行き詰まりはいよいよ明らかです。
 国際通貨基金(IMF)は、今月発表した「世界経済見通し改訂版」で15~16年の世界経済の成長率予測を0.3%下方修正しました。要因の一つは、日本経済の後退です。
 12日に閣議了承された15年度予算案の前提となり「経済見通し」では、政府は、14年度の実質国内総生産(GDP)成長率がマイナス0.5%に落ち込むと見込みました。
 日本政府は、「緩やかな回復基調が続いている」といいながら、リーマンショック以来5年ぶりのマイナス成長を政府自身が認めているのです。
 経済協力開発機構(OECD)は、12月の報告書で「成長の恩恵は自動的に社会全体に波及(トリクルダウン)するわけではない」「所得格差のすう勢的拡大は、経済成長を大幅に抑制している」と強調しています。
 日本共産党は、厳しい経済状況に置かれていた国民生活を打開するため、大企業の内部留保の一部を活用し、大幅賃上げで景気回復をはかることを提案してきました。
 また、「生涯ハケン」を進める労働者派遣法の改悪、「残業代ゼロ法案など、さらなる雇用破壊も即時中止を求めています。

 昨日私は、2015年宇部地域春闘共闘会議結成総会に参加しましたが、今こそ、国民本位の経済再建が求められていることを実感しました。

 アベノミクスに対する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

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