議会まっただ中で、楽しみにしている「花子とアン」をゆっくり観ることが出来ませんが、世間では、アンを翻訳した村岡花子と同時に、花子の腹心の友、柳原白蓮が話題になっています。
ドラマでは、仲間由紀恵さんが演じる蓮子のモデルが白蓮だと言われています。
ということで、今、林真理子著第8回柴田錬三郎賞受賞作「白蓮れんれん」を読んでいます。
この本は、柳原白蓮を描いた自伝的小説です。白蓮は、大正天皇の従妹。筑豊の炭鉱王・伊藤伝右衛門の元に嫁ぎます。
その後、白蓮は、若い恋人・宮崎龍介のもとに走ります。大正の世を騒然とさせた「白蓮事件」です。
「白蓮事件」に至る前までしか読んでいませんが、伊藤家で白蓮がどう惑うのか、二人の確執がどう深まるのか、林さんの筆で赤裸々に描かれています。
小説の帯にはドラマの脚本家中園ミホさんのメッセージ「朝ドラでは描けない白蓮の真実がここに書いてあります。」があります。
ドラマを契機にこの本を通じて大正時代を生きた白蓮の事を知りたいと思います。
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