生徒の体力維持と教職員の多忙化解消のため、昨年度の県社会保障推進協議会が行った対県交渉の中で、学校での部活動に関し「1週間に1日以上休養日を取る効率的な練習によって練習時間を短縮するなど、生徒の疲労が蓄積しないよう、特に配慮するよう指導すること」との要望が出されていました。
私もこの交渉に参加すると同時に、その後も、県教委学校安全・体育課に改善を求めていました。
先日、県教委学校安全・体育課から、県教育長から各県立学校長あてに通知された新年度版の「望ましい部活動の在り方について」と啓発リーフレットについての説明を受けました。
この中で、「生徒のバランスのとれた生活と成長を確保するよう、計画的な運営に留保すること。」とし、具体的に「通常の活動においては、各部活動の実情に応じて、週1日以上の適切な『休養日』を設ける。」と明記してあります。
また、今年度初めて、「部活動の運営にあたっては、週1日以上の適切な休養日を設定しましょう!」とする啓発リーフレットが作成されました。
協賛団体として、市町教育委員会協議会・中高校長会・中高体育連盟、中高文化連盟・高野連・中高PTA連合会などが賛同し、県立学校だけではなく、県内の中学校にも広く活用されるように作成されました。
子どもたちにとっても、教員にとっても、部活動の週1日以上の休養日の設定は重要なことだと思います。
今回の県教委のリーフレット作成などを評価しつつ、今後とも必要な発言を行っていきたいと思います。
この問題で、皆さんのご意見をお聞かせ下さい。
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