議員日誌

映画「劔岳 点の記」

木村大作監督の映画「劔岳 点の記」をDVDレンタルで観ました。
先日観た「冬のカナリアたち」もそうでしたが、この映画も映画館で観たかったと思える作品でした。
この映画の原作は、新田次郎さんの同名作品です。
日露戦争直後、測量官の柴崎芳太郎は、北アルプス劔岳山頂に三角点埋設の命令を受けます。
まさに命がけで劔岳登頂を目指します。
ウイキィペディアによると「明治の測量官の目線や感覚を大切にするため、空撮やCG処理に頼らず」とあります。
雪崩や滑落シーンは、まさに息をのむ迫力でした。
柴崎役の浅野忠信さんの存在が光っていました。
浅野さんの存在そのものに圧倒されました。
浅野さんは、高倉健さんの系譜でしょうか、惚れ惚れする演技です。
日本を代表する男優の一人である浅野さんの演技にこれからも注目したいと思います。
映画の中で、日本山岳会と友情を確かめ合うシーンや、元測量官の古田が「測量は国民の生活のためのものだ」と語るシーンなどに共感しました。
長年日本映画の撮影をけん引してきた木村監督ならではのシーンが満載でした。
5年ぶりに木村大作監督の映画「春を背負って」が今年6月に公開されます。
今度も北アルプス・立山連峰が舞台の映画です。
今から上映が楽しみです。
木村監督作品をこれからも注目していきたいと思います。

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