議員日誌

しあわせの5・7・5―足して引きひとつ残ればいい人生―

 近藤勝重さんの「しあわせの5・7・5-足して引きひとつ残ればいい人生-」を読んでいます。

 近藤さんは、元毎日新聞の記者。現在は、毎日新聞(大阪)とMBSラジオで川柳コーナーを担当しておられます。

 帯には、「川柳力甘く見てはいけません」とあります。

 私は、川柳を始めて約20年になります。

 最初の10年は、時実新子さんに師事し、がむしゃらに句を作っていました。

 時実さんが亡くなられて以降は、作句はぼちぼち。

 しかし、今でも医療生協健文会の「健康のひろば」と「山口民報」で川柳の選者を務めています。

 今度行われる「上関原発を建てさせない山口県民大集会」の中でも、脱原発川柳を募集できないか思案中です。

 本書は、川柳に関わるものとして示唆に富んだ一冊です。

 というよりか、近藤さんの人生訓が川柳とともに語られた良書です。

 「七回忌泣いた桜で笑ってる 羽室志津江」の句に、近藤さんは次のようなエッセーを寄せています。

 「このまま経済活動が増大してくと、地球はもたないでしょう。今一度、このままでのありようを見直すべき時期にきているのは間違いないでしょう。というと、何か大層な話に思われるかもしれませんが、桜を見て「ありがとう」という声が出てくる人間だということを自覚する。すべてはそこからだと思います。」

 近藤さんの本は、川柳の技術的な解説をするものではありませんが、正に川柳力とは何かを考えさせてくれます。

 川柳に出会えてよかったと思わせてくれます。

 川柳の師匠を失って彷徨っている私ですが、近藤さんを川柳の師匠として今後の人生、川柳とともに歩いていきたいと思いました。

 近藤さんは、川柳の本の他にも、文章論など様々な本を出されています。

 この本を契機に、近藤さんから多くの事を学びたいと思います。

 近藤勝重ファンの皆さん、おすすめの一冊をお教え下さい。

 そして、MBSラジオ「川柳で生き方再発見!しあわせの5・7・5」に投句してみようかと思い始めています。

 最後に、私の駄作を紹介します。

 「よく笑う人がこの世を回してる」

 お粗末でした。

 

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  1.  正に藤本議員のおっしゃる通り 近藤勝重さんは人間味の有る人物
    です。昔の毎日新聞大阪本社時代の知人の一人です 実にユーモラスで
    心の温かい思いやりの有る人です 人間長く生きておりますが、川柳は新聞で見る位で 自分が 本気で興味を持って見る様に成ったのは 最近です 時間に追われてゆっくり何かを見つめる事が、有りませんでした。情けないですが やっと今ゆっくり本を読みたい 今からでも何かを学びたいと思いながら 特に最近人間関係で悩んで居まして 誰かに話したい 聞いてもらいたい そうだ オンライン講座で川柳を学ぼうと思ったのですが 只今準備中との事 先日近藤さんの しあわせの5.7.5の本が有る事を知り直ぐに買いました 昨夜も懐かしさと近ちゃんの凄さが 今更ながら思い知らされました 近ちゃん感謝しますネットで見て 自分の事の様に嬉しかったです お互いに 近藤塾で頑張りましょう     

    by 加藤豊子 — 2014年4月22日 10:44 AM

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