議会だより

厚東川通信No365(2014年1月15日)

14日の臨時議会で知事退職の件が提案される
 
全会一致で知事辞職承認
 
県選管が2月23日投開票と決める
 
 病気療養中だった山本知事が、九日、柳居議長に辞職願を提出しました。それに伴い、十四日、臨時県議会が行われ、知事の退職の件が提案されました。
 日本共産党県議団は、山本知事は、これまで二度にわたる長期入院で県政の停滞をまねき健康上で知事職を続けられない以上、辞職は当然として、提案に賛成しました。提案は、全会一致で知事の退任が承認されました。 臨時議会の中で、知事退任の言葉を藤部職務代理者が読み上げました。山本知事は、「道半ばにして知事を辞任せざるを得なくなったことは、誠に残念であり、慙愧に堪えない」としていますが、病状について明らかにしていないのは残念です。
 午後に選挙管理委員会が開かれ、知事選挙の日程が、二月六日告示、二月二十三日投開票で行われることが決まりました。
 日本共産党山口県委員会は、「みんなの県政をつくる会」とともに知事選候補者擁立に力を尽くしています。
 
 
 臨時議会では、全会一致で辞職提案に賛成しました
 
みんなの県政をつくる会が総会
 
知事候補擁立したいと福江代表
 
 十二日、山口市内で「みんなの県政をつくる会」の総会が行われました。 総会の冒頭、福江代表は、「県民の命と暮らし、福祉をしっかり守る知事を出したい」と報告しました。 討論の中で藤本県議は、山本県政について「安倍政権への忠実を優先する余り、二井県政を継承するといいながら、二井知事時代の政策さえも次々と投げ捨てた一年四か月だった。」と述べ、「原発問題でも基地問題でも安倍政権と足並みを揃えて暴走する自民党県政を今こそ転換させよう。自民党は、四十一歳の若手官僚を知事選に擁立するようだが、安倍政権足下の知事を継承させてはならない。」と発言しました。
 第二部として、広島修道大学の村上教授が「道州制と憲法」と題して記念講演を行いました。  村上教授は、次期通常国会に提出する動きもある自民党の道州制促進法案の内容や背景を詳しく説明しました。
 
 上関原発ストップ地域実行委員会結成
 
 三月八日午前十時から維新公園ちょるる広場で行われる「上関原発を建てさせない山口県民大集会」に向けて十三日、山陽小野田・宇部実行委員会結成会が行われ、約五〇名の参加者一同で、実行委員会の結成を確認しました。この地域から二千人の目標で参加者を募ることが確認されました。
 
 
上関原発を建てさせない山口県民大集会地域実行委員会 
 
一気
 
九日からTBS系でドラマ「Dr.DMAT」が始まりました。DMATとは、災害派遣医療チームのことです▼二〇〇四年に東京DMATが発足し、山口県では二〇〇九年の防府市での土砂災害時にDMATが発足し、東日本大震災の支援にも参加しています▼私は、大学一年の冬に、スキーバスが川に転落し、二十三名の教員と学生が亡くなる事件に当事者として現場に立ち会った経験があります。この事件に際しても、当時の消防関係者などの並々ならぬ活動があったものと今更ながら感謝しています。自らの経験からDMATの活動の重要性を強く感じています▼早速、高野洋さん原作、菊池昭夫さん漫画の原作コミックを購入して読みはじめました。原作コミックも反響が大きく広がっているようです。新年は、ドラマとコミックでDMATの活動を学びたいと思います。

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