議員日誌

「みんなの県政をつくる会」総会で報告

 本日、「みんなの県政をつくる会」の総会が行われました。

 総会の冒頭、福江代表は、「知事選挙の候補者擁立のために準備中」であることを報告しました。

 総会で、知事選挙への取り組みを報告する福江代表

 私は、以下の趣旨で、県政の状況を報告しました。

 第二部として、広島修道大学の村上教授が「道州制と憲法」と題して記念講演を行いました。

・・・

 みんなの県政をつくる会総会にご参加の皆さん新年あけましておめでとうございます。日本共産党県議団長の藤本です。
 山本知事は、9日に、柳井議長に辞表を提出しました。14日に行われる臨時議会で知事の辞職が議決されれば、2月6日に告示、2月23日投票で知事選挙が行われる見込みです。今日の総会が知事選挙へ向けて最初の決起の場になりした。日本共産党県議団は、皆さんと力を合わせて県政革新に力を尽くす決意を最初に申し上げたいと思います。
 さて、山本県政の1年4か月を振り返ります。山本県政は、県民の暮らしよりも安倍政権に忠実であることを最優先する安倍政権の足下の県知事を標榜した県政でした。 安倍政権への忠実を優先する余り、二井県政を継承するといいながら、二井知事時代の政策さえも次々と投げ捨てた1年4か月でした。
 一つは、上関原発の公有水面埋立延長問題です。二井知事は、中電から「延長申請があったとしても、それを認めることはできない」と整理し引退しました。しかし、山本知事は、埋立の許可・不許可の判断を1年程度先送りして埋立免許を延命させました。昨日の中国新聞の報道の中で、二井前知事は、山本知事に対して「『脱原発』を唱え、私の路線を継承すると言っていたのに」と述べています。 今度の知事選の最大の争点は、原発のための中電の埋立免許を不許可にするかどうかです。山口県に原発はいらないという県民の声が届く県政にしていくために、必ず、革新知事を誕生させましょう。
 二つ目は、岩国基地に関わる問題です。政府は、「オール沖縄」の願いに背を向けて普天間基地を名護市辺野古に移転させようとしています。ついに、仲井真知事は、政府の圧力に屈し、辺野古埋め立てを承認しました。しかし、沖縄県議会は、10日夜の臨時議会で、仲井真知事が普天間基地に代わる名護市辺野古の新基地建設のための埋立申請を承認したことは公約違反だとして、知事辞職を求める決議を賛成多数で可決させました。普天間基地の辺野古移設を拒否するオール沖縄の声は未だ強固です。 政府が、普天間の辺野古移設を加速させる道具としたのが、普天間の空中給油機の岩国基地への移設を来年夏からに早めるというものです。
 二井知事は、「普天間基地が移設する見通しが立たない内に、空中給油機を岩国基地に先行移駐させることは出来ない」と整理していました。
 しかし、藤部副知事らは、12月16日、菅官房長官などに岩国基地での空中給油機の早期受け入れを承諾しました。
 沖縄国際大学の前泊教授は、「岩国は、沖縄の負担増大の踏み台にされようとしている」と新聞のインタビューで述べています。
 岩国基地を辺野古新基地建設の踏み台にしてはなりません。山本県政は、基地問題でも二井知事時代の政策を投げ捨て、空中給油機の先行移駐を認めようとしています。 岩国知基地の拡大強化を止めさせ、平和な山口県を創るためにも革新知事を皆さんと一緒に誕生させたいと思います。 原発問題でも基地問題でも安倍政権と足並みを揃えて暴走する自民党県政を今こそ転換させましょう。
 自民党は、41歳の若手官僚を知事選に擁立するようですが、安倍政権足下の知事を継承させてはなりません。
 今こそ県民の命を守る新しい県政をともに作りましょう。
 日本共産党県議団は、皆さんの先頭に立って奮闘する決意を最後に重ねて述べて今日の発言といたします。ともに頑張りましょう。
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 知事選挙が近く行われます。皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

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