一般財団法人地方公務員安全衛生推進協会が、昨年11月地方公務員の健康状況等の状況を明らかにしました。
この中で、「精神及び行動の障害」の長期病休者数(10万人率)に占める割合が、平成24年度、初めて50%を超えたことがわかりました。また、この割合が、10年前の2.4倍、15年前の4.9倍であることもわかりました。
山口県(知事部局)の長期病休者(30日超)の状況を見ると、平成14年の長期病休者78人のうち精神疾患は、16人でした。病休者に占める精神疾患の割合は20.5%でした。
平成24年の長期病休者73人のうち精神疾患は、35人で、割合は、47.9%でした。
定数削減があり、長期病休者数は、減っていますが、この10年で、精神疾患の割合は倍以上に増えている状況が分かります。
ちなみに、この10年で、精神疾患者の割合が高いのは、平成23年の61.3%でした。
全国でも山口県でも長期病休者に占める精神疾患の割合が増加傾向にあることが分かります。
地方公務員の削減を競い合う状況を見直し、必要な職場に適切な人材を確保する政策転換が求められています。
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