本日、県議会総務企画委員会の県内視察が行われました。
午前中は、山口市秋穂にある乾燥機械などの製造をしている木原製作所を訪ねました。
写真は、小型の乾燥機。様々な食品の乾燥が可能
木原製作所は、明治35年に創業しました。最初は、塩釜を製造していましたが、昭和に入り、葉たばこの乾燥機を製造してきました。
乾燥機の技術を生かし、2007年からしいたけの乾燥機を製造するようになりました。
最近では、様々な食品の乾燥を手掛けています。
山口市内での6次産業化などの取組みにも積極的に関わっています。
今後は、県内や県外の食品の乾燥に力を入れていきたいとのことでした。
漢方薬の乾燥技術を確立した話や食品残さを乾燥して資源化していく取り組みなど興味深く聞きました。
午後は、周南市にある山口リキッドハイドロジェン㈱を視察しました。
この会社は、岩谷産業とトクヤマが出資し、平成23年に設立されました。
今年6月に工場が竣工し、トクヤマ内で発生した水素を液化させ、岩谷産業に出荷していました。
手前の青色の装置が水素を液化する機械。奥は、貯槽
現在は、圧縮水素を利用している半導体メーカーや宇宙開発企業などに液化水素を出荷しています。
今後は、水素自動車などに提供するなど、液化水素の利用を拡大させたいとのことでした。
山口県内の産業振興にとって有意義な視察となりました。
私個人としても県内の企業の視察を今後も行っていきたいと思っています。
視察の要望などありましたらお知らせ下さい。
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