2日(金)に、山口県小松総務部理事からオスプレイの岩国基地から普天間基地への移動予定日に関する報告が届きました。
3日(土)に4機が移動し、5日に残り8機が移動する予定とする内容でした。
しかし、昨日の新聞報道によると、3日に、移動したのは、2機で、残り10機です。
昨日の朝日新聞は、「岩国には10機残っているが、5日に移動する見通し」としています。
オスプレイの飛行をめぐって、沖縄県が昨年末「できる限り人口密集地の上空を飛ばない」など、日米政府が合意したルールに反する事例が2ヶ月間で318件あったと指摘しました。
防衛省は違反は確認できないとしましたが、これに仲井真知事は、「人口密集地も含め、住民は危険と隣り合わせで暮らしている。どう考えているのか」と政府を批判しました。
沖縄県の全41市町村長などは、今年1月、配備撤回を求める「建白書」を安倍首相に提出しています。
沖縄県では、オスプレイの12機配備でこれだけの怒りとなっているのに、12機の追加配備は沖縄県民を愚弄する暴挙です。
今年3月からは岩国基地を拠点にした訓練が繰り返され、四国オレンジルート周辺住民などの不安が高まっています。
オスプレイの追加配備で、岩国基地を拠点とした訓練が更に頻繁に行われることは必至です。
オスプレイは、沖縄と岩国を中心に全国に不安をまき散らしています。追加配備でその不安が増大します。
山本知事は、オスプレイ岩国基地陸揚げ時に「陸揚げ後の岩国基地での滞在期間の短縮などを国に要請しているので、これを十分踏まえて、今後対処していただきたい」とのコメントを発表しました。
私は、この知事のコメントは、県民や国民の命よりも日米両政府の意向尊重を優先するものだと思います。
沖縄県知事は、オスプレイの追加配備について「遺憾であり、引き続き計画見直しを求める」とコメントしています。
山本知事は、沖縄県知事と会談を行い、オスプレイ問題で、沖縄と一体になり、政府へ対応すべきとだ思います。
今日、オスプレイの普天間移転が完了したとしても新たな不安が、沖縄・岩国・全国に広がることは確かです。
日米両政府は、今からでも、オスプレイの追加配備の強行を撤回すべきです。
オスプレイ問題に対する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。
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