スペシャルオリンピクス日本山口アート展のオープニングセレモニーに娘と一緒に参加しました。
オープニングセレモニーの様子(前列左二人目が私)
(娘が撮影)
スペシャルオリンピクスとは、知的障がいのある人たちに年間を通じて、オリンピック競技種目に準じたさまざまなスポーツトレーニングと競技の場を提供する活動です。
このノンスポーツプログラムとして、宇部市出身でパリ在住の画家師井公二さんのご協力で、「ART BRUT in YAMAGUCHI」が開催されました。
オープニングセレモニーでは、画家の師井さんが「ART BRUTとは、人間性あふれる芸術のこと。自分でも真似できない、知的障がいのある人々の伸びやかな画を堪能してほしい」とあいさつされました。
山口アート展は、ヒストリア宇部(宇部市新天町1丁目1番1号)2階交流ホールで、6日15時まで開催されています。
多くの方に観ていただきたいと思います。
4月30日、岩国基地対策担当の小松総務部理事から、「防衛大臣政務官の県庁訪問について」とする報告が届きました。「報告」に基づき、左藤防衛大臣政務官の県庁訪問の概要をお伝えします。
佐藤防衛大臣政務官は、4月30日、県庁を訪れ、山本知事らに、「本日、米側から、オスプレイの具体的配備については、『本年夏に12機が岩国飛行場に陸揚げされ、その後、普天間飛行場に移動することになる』旨の説明があった。」ことを説明しました。
陸揚げを岩国飛行場で行う理由について、佐藤政務官は「より安全・円滑に沖縄への配備が実施可能」だからと説明しました。
岩国飛行場での滞在期間について、佐藤政務官は「機体整備及び若干の準備飛行を行った後、普天間飛行場に向けて飛行することになる」と説明しました。
これに、山本知事は、「岩国市と意思疎通を図りながら、しっかりと対応していきたい」と述べました。
山本知事の佐藤政務官への発言は、甚だ不十分と言わざるを得ません。
第一は、前回のオスプレイ岩国陸揚げ時との対応の違いです。
県議会は、オスプレイの岩国基地への先行搬入を進めないよう政府に求める意見書を採択しました。二井知事も岩国への先行搬入に反対の意見を述べました。
福田岩国市長は、国からの説明に対して、「市としては、第二陣を岩国に搬入する必要性があるとは思えないので、那覇港湾施設に直接、陸揚げするのが分かりやすい」と述べています。
県としても、国からの説明を受けて、岩国市のこの思いを強く主張すべきだったと思います。
また、オスプレイの安全性について、「県民の不安が払拭されていない」と知事もこれまで、認識を示しています。ならば、その立場を鮮明にして、岩国への陸揚げを拒否する発言を政府に行うべきだったと思います。
次に、オスプレイへの沖縄の受け止めを山口県も重視すべという点です。
沖縄県那覇市で30日に開かれた参議院予算委員会地方公聴会の中で、オスプレイの追加配備について、稲嶺名護市長は「オール沖縄の意見を顧みることなく進められている」など、公述人全員が反対を表明しました。
沖縄県の全ての市町村長と県議会議長や商工団体の代表などの連名で建白書が今年1月28日に安倍首相に提出されました。建白書の第一項目は「オスプレイ配備を直ちに撤回すること」です。
この沖縄県の心を山口県として国に一言も代弁しないのは、甚だ不十分な対応と言わざるを得ません。
のど元過ぎれば熱さ忘れるといった県の対応です。岩国の住民の声や沖縄の住民の声を反映せず、このまま、オスプレイ第二弾の岩国陸揚げを認めるわけにはいきません。
山本知事は、これからでも、国にこれらの声を届け、オスプレイの岩国陸揚げに抗議すべきだと思います。
オスプレイの第二弾の岩国陸揚げに対する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。
宇部地域労連主催の第84回宇部地域メーデーが本日、琴芝街区公園で行われました。
メーデーで発言をするローカルユニオンうべの皆さん
私は、日本共産党を代表してあいさつを行いました。
私が行ったあいさつの要旨は、以下の通りです。
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第84回メーデーにご参加の皆さんご苦労様です。
日本共産党を代表して連帯の挨拶をさせていただきます。先の参議院選挙では、大変お世話になりました。夏の参議院選挙の本戦に向けて、安倍政権の暴走を食い止めていくために力を尽くす決意です。引き続き、皆さんのご支援を日本共産党に賜りますよう最初にお訴えいたします。
日本共産党は、先月の24日、「『アベノミクス』の危険な暴走を許さず、消費税増税を中止し、国民の仕事と所得を増やす、本格的な景気回復を」と題する声明を発表しました。その中で、「アベノミクス」の「5本の毒矢」の存在を明らかにしました。
一つ目は、「大胆な金融緩和」です。これによって「投機とバブル」が進んでいます。行き着く先は、リーマンショック後のような日本。大リストラと賃下げが襲いかかり、失業と倒産の嵐が吹き荒れる日本です。
二つ目は、「機動的な財政政策」です。行われているのは、10年間で200兆円の公共事業と2000億円の大企業への新たな減税です。行き着く先は、景気回復にはつながらず、莫大な借金が膨れ上がる日本です。
三つ目は、「成長戦略」です。この間、労働法制の「規制緩和」が、政府の「規制改革会議」や「産業力競争力会議」で大いに議論されています。具体的には、派遣労働の拡大とともに、正社員の解雇規制の緩和や、労働時間管理の柔軟化、「限定正社員」制度の導入などです。
「多様な正社員」の名目で、地域や職種、労働時間を限定した「正社員」をつくり、「限定正社員」が所属している事業所や業務がなくなれば整理解雇できるというもので、「名ばかり正社員」そのものです。また、「限定なし」の正社員は、労働時間規制をはずし、「残業代ゼロ」のホワイトカラー・エグゼンプションを導入しようとしています。
第四は、消費税の増税、第五は、社会保障の大改悪です。アベノミクスの5つの毒矢の暴走を食い止める意義が今年のメーデーにはあります。
私は、先日、スピルバーグ監督の映画「リンカーン」を観ました。リンカーンの言葉に、「人民の、人民による、人民のための政治」があります。
今年のメーデーを「労働者のための政治」をつくる契機にいたしましょう。このことを訴えて私のあいさつを終わります。第84回メーデー万歳。
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働く仲間の皆さん、様々なご意見をお聞かせ下さい。