本日、安保廃棄・岩国基地撤去山口県実行委員会(藤永佳久代表)は、山本知事に対して、「岩国基地を拠点としたオスプレイの本土での低空飛行訓練の中止と部隊の撤去を求める申し入れ」を行いました。
岩国基地でのオスプレイの訓練中止を求める(左が私)
具体的項目は①「県民の不安が十分に解消されていない」オスプレイの岩国基地を拠点とした低空飛行訓練の中止を求めること②沖縄普天間基地に配備されたオスプレイ部隊はアメリカ本土に帰るよう求めること③接受国通報されている今夏の追加配備の中止を求めること、です。
対応した小松総務部理事は、①②については、「訓練の中止まで求める考えはない」、③については、「具体的な日程は決まっていない」などと答えました。
交渉の中で、いくつか明らかになったことを報告します。
まず、夜間訓練についてです。小松理事は、「岩国基地のローカルルールとして夜11時を超えて訓練をしてはならないというものがある。オスプレイの訓練が11時を超えることがあるのなら、何らかの意思表示をしなければならない」と答えました。
第二は、監視体制についてです。小松理事は、「オスプレイの訓練が通告されている期間の監視体制については強化していきたい」と答えました。
第三は、山口県公立高校入学者選抜学力検査が行われる3月7日がオスプレイの訓練期間中であることについてです。小松理事は、「県教育委員会と一体になって基地への対応を考えたい」と答えました。
参加者からは、「オスプレイの日米合同委員会合意違反が沖縄県で318件確認されている。この検証結果が出るまでは、少なくとも岩国基地での訓練を行わないよう米軍に求めるべきではないか」などの意見が相次いで出されました。
我が家の長男も3月7日に公立高校入試を受けます。
親として最大限の配慮を行っている日々です。
岩国市やその周辺の受験生をオスプレイの騒音で苦しめてはなりません。
この点からも、県は、これまでの姿勢を改め、訓練中止を米軍に求めるべきです。
また、日本共産党山口県委員会(佐藤文明委員長)・日本共産党山口県議団(私が団長)も、本日、MV22オスプレイの岩国基地を拠点にした低空飛行訓練実施反対の要望書を山本知事あてに提出しました。
オスプレイの岩国基地を拠点にした訓練が行われることに対する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。
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