議員日誌

県へ北九州市の災害廃棄物受入れと焼却問題で申し入れ

 「『福島』を下関で考える会」(田邊正樹代表)と「いのち・未来・うべ」(安藤公門代表)が呼びかけ団体となり、賛同団体として20団体が連名した「北九州市の災害廃棄物受入れと焼却に対する申し入れ書」が本日、山本知事あてに提出されました。

 県内各地から集まった参加者が申し入れを行いました

 私と佐々木県議が同席しました。

 申し入れ書は①9月17日から開始される本焼却を中止するよう、北九州市長に県知事名で申し入れること②万が一に備えて、山口県民に危険性の警報及び幼児妊婦対策、N95マスクなど対策措置を呼び掛けること③放射能汚染についての測定の厳格化、とくに隣接20~30㎞の宇部・山陽小野田地域にないモニタリングポストを早急に設置すること。ガイガーカウンターを県内の幼児および小中高等学校に配備すること。公費による土壌・水・食品・給食の放射能検査、その他必要な措置をとること、を求めています。

 ①について、県担当者は、「要望があったことは知事に伝える。県から北九州市にこのような要望があったことは伝える」と答えました。

 ②について、県担当者は、「万が一のことがあってはならない。情報収集は行っていく」と答えました。

 ③について、県担当者は、「県内のモニタリングポストは5ヶ所となった。国の基準に基づいて設置されており、新たな設置は考えていない」と答えました。

 参加者からは、放射性廃棄物の国の基準が緩和されたことに対する批判が相次いで出され、県が北九州市で受入と焼却を中止するよう求めるべきだという声が相次いで出されました。

 県は、県民の安全確保のために、モニタリングポストの増設など、今日出された要望に可能な限り答えるべきです。

 北九州市で災害廃棄物の搬入・焼却が開始されようとしています。皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

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