議員日誌

消費税増税強行に抗議する緊急集会に参加

 昨日、宇部市役所前で、消費税廃止宇部地域連絡会・消費税をなくす宇部の会の主催で、「消費税増税強行に抗議する緊急集会が行われ参加しました。

   消費税増税強行に抗議する訴えを行う私(左)

 私は、以下の趣旨で日本共産党を代表して訴えを行いました。

・・・

 消費税増税強行に抗議する緊急集会にお集まりの皆さんご苦労様です。
 消費税増税法案が、本日、午前中に参議院特別委員会で採決が行われ、今日午後、参議院本会議で採択が行われ可決した見通しです。
 今回、消費税増税法案が可決した最大の背景は、8日に行われた民主・自民・公明による国民不在の密室談合です。談合終了後、野田首相は、「日本のために局面を打開しなければならない」と語りましたが、消費税増税法案を成立させることが、決して日本のためにならない事は明白です。
 長期のデフレで苦しむ日本経済をどん底に突き落とすだけでなく、財政危機も悪化させる亡国の道です。暮らしと営業はいまでさえギリギリなのに20兆円を超す負担増に耐えられるはずもありません。消費税は、社会保障のためといいながら、「一体改革」のメニューは、年金給付の減額、子ども手当減額、医療費の窓口負担増、介護の負担増など社会保障の改悪オンパレードです。
 おまけに、消費税増税法案には、高速道路、巨大港湾など、大型公共事業にまわす条項まで盛り込まれています。
 野田首相と谷垣総裁の豹変ぶりにも批判が広がっています。野田首相は、民主党の両院議員総会で、「解散時期を明記することは、どんな事情があってもできない」といっていたのに、密室談合後には、「一体改革関連法案が成立した暁には、近いうちに国民の信を問う」と言いました。
 谷垣氏も一時は、談合を放棄し、独自に不信任案提出を支持しひたとも報じられましたが、財界や巨大メディアの圧力などで、消費税法案の成立に合意しました。
 昨日の内閣不信任案の採択には、自民党から7人が賛成し、民主党も狸党して賛成する議員が二人生まれました。
 自民党公明党は、採択に参加しませんでしたが、自民公明が不信任案に賛成していれば、消費税増税法案を廃案にすることができた局面でした。
 私は、消費税増税法案成立に当たって公約違反の民主党の責任と、国民の声よりも、財界の声を最優先した自民党・公明党の責任を厳しく指摘したいと思います。
 法案が成立しても増税させない闘いを今日から強めていきましょう。

・・・・・

 ルネサスリストラと消費税増税で、山口県や宇部市の地域経済が大打撃を受けることは必至です。

 少しでも影響が少なくなるよう奮闘する決意です。

 消費税増税強行について皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

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