昨日の毎日新聞に、「40ダム直下に活断層」との記事が掲載されました。
報道によると、芝浦工大のチームが、国内のダムと活断層の位置データを照合した結果、40ダムでせき止め部分やダム湖の直下を活断層が取っていることが分かったそうです。
報道には、「直下に活断層があると疑われる40ダムの分布」の図がありました。この図を見ると山口県内に1ヶ所そのダムがあります。
私が土木建築部に確認をしたところ、毎日新聞からこの問題で取材を受けたダムは、佐波川ダムだということでした。
佐波川ダムによってせき止められてできた人工湖が大原湖です。
20年3月作成の「山口県地震被害想定調査報告書」の断層位置図を見ますと、大原湖断層(長さ22キロ)という断層があります。
私は、県担当者に①大原湖断層と佐波川ダムのせき止め部分との位置関係②佐波川ダムの構造や耐震性③佐波川ダムの決壊を想定した浸水想定の有無などを照会しています。
詳しい内容が判れば、後日、本ブログで報告したいと思います。
この記事を見た県民から県庁に問い合わせが来ているそうです。
県民の命を守る観点から、県は、この記事に基づく必要な検証を行い、必要な対策を講じるべきだと思い、必要な発言を行いたいと考えています。
皆さんのご意見をお聞かせ下さい。
第83回宇部地域メーデーが琴芝街区公園で行われ、約150名が集いました。
集会では、主催者を代表して原田宇部地域労連議長が「消費税増税とTPP参加と原発再稼働をストップさせ、賃上げと安定した雇用を守る取り組みを進めよう」とあいさつしました。
宇部地域メーデーで主催者あいさつを行う原田議長
来賓として、日本共産党衆院山口三区の五十嵐予定候補が「働く者の連帯と絆が拡大し、仕事は正規が当たり前の状況をつくるために力を尽くしたい」とあいさつしました。
宇部地域メーデーであいさつを行う五十嵐予定候補
集会の最後に、「誰もが安心・安全にくらせる日本、憲法を守り民主主義が前進する日本をめざして、職場・地域で奮闘しましょう」とするメーデー宣言が採択されました。
参加者は、宇部市内を「失業と貧困をなくそう」などのシュプレヒコールで市民にアピールしながら行進しました。
シュプレヒコールで市民に訴えながら行進する参加者
私も山口県の雇用の安定のために力を尽くそうと心新たにしました。
労働者の皆さん、様々な要望をお聞かせ下さい。