今日、「アンダンテ~稲の旋律~」上映と原作者・旭爪あかねさんの講演会に妻と参加してきました。
旭爪さんの話は、心に響きました。旭爪さんは、20代の頃、10年間、「引きこもり」の経験をお持ちです。
旭爪さんは、自らの引きこもりの体験を語りました
旭爪さんが、千葉県の水田に立った時、「こんな私でも生きていていいんだ」と励まされたといいます。
同時に、一面の緑の海の中で、ピアノの旋律が聴こえてきたそうです。
そして、稲とピアノの物語を文章にしたいと思うようになったと言います。
小説教室に通うようになった旭爪さん。農業高校の男子生徒がピアノの上手な女子生徒に恋をする小説を書いたそうです。
合評会で「農業の厳しさが書かれていない」と言われ、農業体験をすることになります。
旭爪さんは、「効率的でない農業の中にこそ、効率優先の社会から失われた大切なものが保たれている」と語ります。
私も農業にた携わる者の一人として旭爪さんの話に大いに励まされました。
いよいよ来週、我が家では田植えです。明日、明後日と代かきをします。
「曲がって植えようが転んで植えようが、稲はまっすぐ上を向いて伸びるんだよ」
これは、映画の中で、筧利夫さん演じる晋平が、農業体験をする千華に語った言葉です。
農業に携わることができる幸せを今年も感じたいと思います。
アンダンテ、歩くスピードで明日は、トラクターに乗車します。
農家の皆さん、今年も田植えの季節が来ました。様子をお教え下さい。
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