議員日誌

県議会地域商工委員会の一日目の審議が終わりました。

 今日、私は、地域商工委員会で質疑を行いました。

 一日目の今日は、地域振興部に関する質疑を行いました。

 まず、岩国錦帯橋空港開港に向けて県からの財政投入の状況について質問しました。

 まず、ターミナルビル建設に関わる財政投入です。

 新年度予算で、県は、岩国空港ビル株式会社に、駐車場の整備費等として1億3千万円を補助します。

 また、県のきらめき支援資金という無利子融資を今年度分として6億円余融資するために岩国市から申請書が提出されたことを坂本市町課長が明らかにしました。

 私は、「ターミナルビル建設とそれに関わる諸経費13億円の融資を岩国市は県から受けようとしているのか」と質しました。

 坂本課長は、「概ねその通り」と答えました。新年度、岩国市は、7億円弱の融資を県から受けようとしていることが明らかになりました。

 私は、「岩国空港ビルが空港開港に向けて独自に財政支出をするものは何か」と質しました。

 松田民間空港再開推進室次長は、「空港給油施設は、岩国空港ビルが独自財源で整備する」と答えました。

 新年度予算で、県は、運行を予定している全日空に初期設備投資への補助として1億円支援します。

 私は、特定の岩国空港ビル株式会社や全日空などの民間企業に多大な税金を投入する問題点を指摘しました。

 岩国市への県の無利子貸付はターミナルビル建設のための資金だけではありません。

 岩国市が愛宕山開発用地に国立病院機構「岩国医療センター」の移転・新築用地を購入するための資金22億9000万円についても県の無利子融資を貸し付けることが決まったことを坂本市町課長が明らかにしました。

 私は、県の貴重な無利子資金が特定の市にばかり投入されることは、県行政の公平性の観点から問題ではないかと指摘しました。

 目標年度が2010年となっている中山間地域ビジョンについて質問しました。

 中村中山間地域づくり推進室次長は、「新年度、中山間地域づくり推進条例に基づき、ビジョンの更新を検討したい」と答えました。

 私は、関係者の意見を積極的に取り入れたビジョンとなるための体制について質しました。

 中村室次長は「ビジョンの更新に向けては、有識者などによる懇話会なども設置したい」と答えました。

 明日は、商工労働部の審議が行われます。明日もしっかり質疑を行っていきたいと思います。

 皆さんのご意見を引き続きお寄せ下さい。

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