議員日誌

震災川柳

 JNNのニュースの中で、東北大学大学院教育学研究科の長谷川啓三教授が中心となって、200ほどの川柳を集めた句集「震災川柳」が自費出版されたことが報道されていました。

 この川柳は、宮城県南三陸町志津川にある旭ヶ丘地区で住民が読んだものです。区長の柴田正廣さんの発案で被災直後の昨年4月から始まり、仮設住宅に住む人が増えた昨年7月まで続いたものです。

 句集の最初の句は、須藤春香さんの「大津波みんな流してバカヤロー」という句です。

 番組では、「ノーメーク亭主おどろく電気つき」などのユニークな句とともに「津波にも流れはしな郷土愛」などの力強い句もありました。

 今回は、自費出版で、宮城県の仮設住宅などに配られたそうですが、将来的に出版の計画もあるとか。

 川柳界の末端にいるものとして、是非、全国的な出版を望んでいます。

 川柳は、被災者を元気づけるパワーがあったのですね。被災者の方が元気になったのですから、川柳は私たちみんなを元気にしてくれるパワーもあるのでしょう。

 川柳万歳!

 

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