議会だより

厚東川通信No318(2012年2月1日)

日本共産党県委員会と県議団が知事に予算要望

 

基地も原発もない山口県を

 

防災と雇用を新年度予算の柱にと知事

 

 一月十一日、日本共産党山口県委員会(佐藤文明委員長)と同県議団(藤本一規団長)は、「二〇一二年度山口県の施策並びに予算編成に関する申し入れ」を二井知事に行いました。緊急重点要望として、①東日本大震災から教訓を学び、災害に強いまちづくりをすすめる②県外資本の身勝手な工場閉鎖は許さず、地域経済をまもる③見通しのない「米軍再編」は中止を求め、愛宕山用地は民生活用をはかる④上関原発建設計画は中止させ、自然エネルギーの本格的導入をすすめる、を申し入れました。二井知事は、①について「災害対応を新年度予算の柱の一つにしたい」と答えました。 ②について「雇用対策を新年度予算の柱の一つにしたい」③について「内閣改造で防衛大臣が交代した場合は、再度、新大臣へ県の基本スタンツを説明しなければならない」と答えました。④について「上関原発は、国のエネルギー政策見直しの動向を引き続き注視したい」と答えました。

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   二井知事に直接予算要望を行う私

 

衆議院三区に五十嵐ひとみさん

 

 日本共産党山口県委員会は、一月二十五日、県庁内で記者会見を行い、衆議院山口三区に、五十嵐ひとみさんを擁立すると発表しました。五十嵐さんは、萩市在住の五〇歳。二〇一〇年萩市議選挙に立候補し、現在、党衆議院山口三区女性部長を務めています。五十嵐さんは、記者会見で、「主婦の目線で、閉塞した政治を改革したい」と語りました。

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     左から二人目が五十嵐さん。右端が私

 

原発ゼロを求めて申し入れ

 

県知事と中国電力に求める

 

 中国電力島根原発2号機が二十七日から定期点検のために停止します。これで、中国地方で稼働中の原発は「ゼロ」になりました。 この事を受けて、二十七日、日本共産党山口県委員会(佐藤文明委員長)と同県議団(藤本一規団長)は、二井県知事と中国電力に対して「原発ゼロ」を求める(①上関への原発建設計画は中止すること②工事中の3号機を含め、島根原発は廃炉にすること) 申し入れを行いました。申し入れには、佐藤県委員長、五十嵐衆議院3区予定候補をはじめ、藤本県議が同席しました。二井県知事に対する申し入れには、福田商政課審議監らが対応しました。中国電力に対する申し入れには、山口支社の後藤マネージャーらが対応しました。 藤本県議は、「原発がなくても電力需給は大丈夫ではないか」と指摘しました。後藤マネージャーは、「この冬の見通しはほぼ立っているが、夏以降は分からない」と答えました。
 

一気

 

一月二十九日投開票で行われた岩国市長選挙。「住民投票を力に豊かな岩国をめざす会」の吉岡みつのり候補の勝利には至りませんでした。選挙の結果を受け、吉岡みつのり候補は、「非常に残念な思いです。福田、井原両候補が艦載機移駐問題で争点かくしを行う中で、私が立候補しなかったら、この問題が争点にならなかったと思います。(中略)一つ一つの政治戦の勝ち負けで、たたかいの火は消えたわけではありません。福田市政がいまの市政を変えなければ、二〇一四年の艦載機移駐問題の期限がくるが、必ず矛盾が大きくなります。これからさらに市民のたたかい、運動を広げていくためにがんばる決意を表明します」とのべました。沖縄県では「普天間の県内移設反対」の世論は、「オール沖縄」の様相を強めています。沖縄に連帯した岩国でのたたかいが益々重要となっています。

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