議員日誌

日本共産党県委員会と県議団が知事へ予算要望行う。宇部地区選出県議団が山口宇部空港における国際定期便の就航問題で予算要望行う。

 本日、日本共産党山口県委員会(佐藤文明委員長)と同県議団(団長藤本一規)は、「2012年度山口県の施策並びに予算編成に関する申し入れ」を二井知事に行いました。

 要望項目は全部で296項目。うち新規が30項目、一部新規が24項目でした。

 緊急重点要望としては、①東日本大震災から教訓を学び、災害に強いまちづくりをすすめる②県外資本の身勝手な工場閉鎖は許さず、地域経済をまもる③見通しのない「米軍再編」は中止を求め、愛宕山用地は民生活用をはかる④上関原発建設計画は中止させ、自然エネルギーの本格的導入をすすめるの4点を申し入れました。

 二井知事との懇談は、この緊急重点要望4点で行いました。

 二井知事は、①については、「今年度中に地域防災計画の見直しを行うが。これを受けて、災害対応を新年度予算の柱の一つにしたいと考えている。国の防災会議の最終提言を受けての対応は、新年度以降必要があれば行うことになる」と答えました。

 ②については、「雇用対策を新年度予算の柱の一つにしたいと考えている。新年度予算の中では、現行の制度を活用した最大限の雇用確保を図ると同時に、新しい制度を創設する必要があるかどうか現在検討中である」と答えました。」

 ③について、二井知事は、これまでの基本スタンツを説明した上で、「防衛大臣が組閣で変更になった場合は、再度、新大臣へ県の基本スタンツを説明しなければならいかもしれない」と答えました。

 ④について、二井知事は、「上関原発は、国のエネルギー政策見直しの動向を引き続き中止したい。自然エネルギー導入の必要性は認識している。」と答えました。

 愛宕山問題など意見の相違する問題もありましたが、私たちの要望に対し、二井知事が、「災害対策と雇用対策を新年度予算の柱にしたい」と発言したことは、大いに期待したいと思います。

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 二井知事に要望書を渡し、直接、要望する私

 本日、山口県議会議員宇部地区選出議員団(小泉利治代表世話人)は、二井知事に対して、新年7度予算に対し「山口宇部空港における国際定期便の就航について」の要望書を提出しました。

 要望書は、山口宇部空港における「韓国、中国、台湾等への国際定期便の早期実現」を明記しています。

 対応した山部地域振興部長は要望の趣旨は知事に伝えるとした上で、「要望の趣旨は、今後の大きな課題としたい。現状では中々厳しい。」と答えました。

 私は、「国際定期便就航に向けての県としての働きかけ」について質しました。

 山部部長は、「アジア各国へのエアポートセールスは行っているが、チャーター便就航の要望が中心である。」と答えました。

 私が県議になって、宇部選出議員が揃って県に要望書を提出することは初めての経験でしたが、引き続き、他の議員と協力して要望を続けていきたいと思います。

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 要望書を提出する宇部の県議(左から3番目が私)

 

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