荒木源著「オケ老人!」を読んでいます。
高校教師の中島がアマ・オーケストラ「梅が岡交響楽団」に入団します。
団員の平均年齢は、おそらく世界最高齢。彼は戦意喪失し、本来入りたかった「梅が岡フィルハーモニー」にも入団。
二重生活の中で、「梅が岡交響楽団」の良さも分かりはじめます。
音楽は門外漢の私ですが、音楽の本来の楽しさとは何かを考えさせてくれます。
謎のロシアの人気指揮者ゴルゴンスキーの存在が二つの楽団と中島にどうリンクしていくのか、後半が楽しみです。
荒木源さんの作品は、映画化された「ちょんまげぷりん」その1、その2を読み、別の作品を読もうと思いながらよいやくこの冬読んでいます。
「オケ老人!」を読んで「骨ん中」を読めば、現在、発刊されている彼の作品は読破したことになります。
この冬、荒木源さんの作品を読破し、次回作を楽しみに待つことにします。
荒木さんの作品は、設定が、奇想天外ですが、人を見る目がヒューマンで、心洗われます。
この作品でも、高齢者を見る目の暖かさが伝わって来ます。
年末は、荒木源作品で決まりです。
皆さんは、どのような作品と年末を過ごしますかお教え下さい。
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