「さよなら原発 自然エネルギー社会へ」11・27集会に500名
子どもたちに明るい未来を
女優の益戸育江さんがあいさつ
十一月二十七日、JR柳井駅前カリヨン広場で、さよなら原発集会実行委員会主催の「さよなら原発・自然エネルギー社会へ」一一.二七集会が行われ、県内外から五〇〇名の市民が参加しました。
福島から福岡へ避難している上野さんのメッセージが紹介されました。上野さんは、「福島は、今、静かな戦場だ。放射能の爆弾が赤ちゃんなどを狙っている。子どもたちによりよい世界を残していくために繋がっていこう。」とメッセージを寄せました。
女優の益戸育江(高樹沙耶)さんがあいさつを行いました。 益戸さんは、「原発事故の出来事だけは、やってはいけないことが起こったと思う。関係者は、ついてはいけない嘘をついている。きれいな空気と土地を残すために一緒に行動したい。」と語りました。集会では、集会アピールを参加者一同で採択しました。集会後、参加者は、パレードを行いました。
集会参加の500人が市内をパレード(先頭左が私)
守ろう愛宕山集会に600人
十一月二十三日、岩国市愛宕神社前広場で、「守ろう愛宕山!来るな艦載機!一一・二三市民集会」が行われ、時折り雨が降る悪天候の中でしたが、県内外から600名の市民が集いました。
来賓として、日本共産党の赤嶺衆院議員が「今こそ、米軍再編を見直す時だ。」と語りました。
参加者600名が「怒」の文字を示しました。
伊方原発・梼原町視察 藤本一規
十一月十六日から愛媛県と高知県を訪ねた日本共産党県議団の行政視察から帰ってきました。
四国電力伊方原子力発電所を訪ねました。伊方原発敷地前面海域に、中央構造線断層帯の断層群があります。伊方原発では、県などの要望を受けて、蒸気発生器などの安全上重要な主要機器が、基準地震動(岩盤上で五七〇ガル)に対し二倍程度の余裕があるかを確認し、対応が必要なものは実施する方針を明らかにしました。 上関原発周辺海域にも活断層が散在しています。津波対策に加えて、ゆれに対する抜本的な対策を強化して計画への見直しは急務です。
高知県梼原町を視察しました。梼原町は、環境と共生のまちづくりに取り組み、新エネルギーの導入を積極的に取り組んでいます。町は、エネルギーを一〇〇%自給することを目標にしています。大震災後の山口県づくりに生かせる極めて充実した二日間の行政視察でした。
一気
愛宕山開発用地に関する県知事と岩国市長との協議が行われました。愛宕山開発用地の処分について「愛宕山開発用地の四分の三の区域については、国に売却する方向で、諸調整を進める」ことを確認しました▼四分の三の区域には、米軍住宅が含まれています。県と岩国市は、米軍住宅が含まれた計画と承知した上で、「国に売却する方向で、諸調整を進める」という判断を本日下したのです▼岩国基地に係る米軍再編に対する容認について「再編問題に対する県・市の基本スタンス(普天間移設の前に、空母艦載機の先行移駐は認めない)を実現するためにも、『容認』することは得策ではないと考え、『容認』を売却条件としない。」とあります▼ 米軍再編を容認しないのなら、米軍家族住宅などにする計画である国(防衛省)に愛宕山を売却すべきでないことは当然ではないでしょうか。
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