昨日、参加したTPPシンポジウムの中で、参加者である年配の女性の方が、田中正造の名言を引用されました。
「真の文明は 山を荒らさず 川を荒らさず 村を破らず 人を殺さざるべし」
TPP参加の選択は、田中正造が言う「真の文明」が取るべき道なのでしょうか。
それとは逆に、山を荒らし、川を荒らし、村を破り、人を殺すものになるのではないかと危惧します。
TPP参加するかどうかの協議が始まるこれからが正念場。「真の文明」国としての選択を日本がするようにしっかり監視していきましょう。
田中正造は、足尾鉱毒事件を国会で取り上げた人物であることは知っていましたが、詳しくは知りません。
今日、書店で、城山三郎著「辛酸―田中正造と足尾鉱毒事件」を購入し読み始めました。
「辛酸」は、田中正造の晩年の物語。
「彼は、鉱毒問題のために、すべてをなげうったのである。代議士の地位も、財産も、名誉も、家族も。」(文庫版解説より)
田中の人生を学び、政治家としての自分の生き方に生かしたいと思います。
「真の文明は 山を荒らさず 川を荒らさず 村を破らず 人を殺さざるべし」 何度読んでも教訓的な言葉です。
原発事故に対しても、警鐘を鳴らす田中正造の言葉です。
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