昨日、野田首相が記者会見で、原発の新設について「建設予定は14基あるが、新たにつくるのは現実的に困難だ」と発言しました。
私は、移動中の車の中のラジオでこの記者会見を聞きました。そして、夜のKRYのニュースで取り上げているのを観ました。
更に、この発言が今朝の中国新聞に詳しく触れられています。
原発の新増設が14基。首相の発言が、増設を含むのかどうか微妙ですが、新設が含まれていることは当然の発言だと思います。
日本共産党の志位委員長は、3月31日に菅直人首相に原発の新増設中止を要請しました。
菅首相は、「白紙というか、見直しも含めて検討する」と答えました。この立場が野田首相に引き継がれたことが明らかになりました。
現在、国のエネルギー基本計画の見直しが行われています。
私は、7月28日、全労連などが取り組んだ原発ゼロを目指す経済産業省への要請行動に参加し、資源エネルギー庁の職員と懇談する機会がありました。
原子力政策課の松田氏は、国のエネルギー基本計画の見直しの内容について「原発の依存度は下がると考えている」と答えました。
原発の依存度を下げるために、原発の新設を認めないことは当然だと思います。
山口県議会でも県内の多くの市町議会でも原発の少なくとも新設は中止ないし凍結を国に要望しています。
国は、一日も早く、エネルギー基本計画の見直しの内容を明らかにし、原発の少なくとも新設を認めない方針を明確に示すべきです。
山口県としても国にそのことを強く要請すべきです。
この問題に対する皆さんのご意見をお聞かせください。
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