今日から6月県議会が開幕しました。
知事の議案説明の中で、注目の中国電力の公有水面埋立の延長申請に対する態度表明は行われませんでした。
そもそもこの問題は、知事自身が、5月19日、「免許の延長を認めないことも有りうる」「態度表明を6月議会で行う」と表明したことに端を発しています。
その後6月16日の定例記者会見で、知事は、この問題で国から「裁量権についての回答がまだない」ことなどを理由に、「議案説明で申し上げるということではない」と述べていました。
ならば、国からの回答が行われていない段階で、早々と6月議会で態度表明を行うとした知事の姿勢が問われます。
一方、定例記者会見の中で、知事は、「議会で質問が出たら、その段階で、私の考え方をきちんと示す」とも述べています。
公有水面埋立法13条の2で、都道府県知事は、正当の事由があると認める時は、埋立免許に関する期間の延長を許可することが出来るとされています。
事業者の埋立免許の延長申請を認めないということは、知事が事業者の延長に正当な事由がないと解釈するということです。
私は、今議会で知事に、中電に対し、埋立免許の延長申請を認めないよう求めていきたいと思います。
皆さんの中で、「正当な事由」とは何か詳しい方がおられましたら、ご意見、ご見解をお聞かせ下さい。
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