議員日誌

山口県腎友会第12回定期大会であいさつ

 本日、山口県腎友会第12回定期大会が行われ、来賓として参加し挨拶を行いました。

 私は、福祉医療費助成制度について述べました。以下要旨を掲載します。

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 私は、腎友会の皆さんが、取り組んでおられる「福祉医療費助成制度を無料にする」運動に心から賛同している県議の一人であります。
 2009年7月から県は、福祉医療費助成制度を「通院500円、入院2000円と有料化しました。私は、その事を決めた議会で、当時、厚生委員会の委員の一人でした。私は、福祉医療費は無料のままで、を主張し続けましたが、知事は、有料化を強行しました。
 私は、知事の一連の有料化強行劇を間近で観てきて、どうしても知事の対応に納得できないのは、当然、有料化を強行したことそのものもそうですが、やはり、セーフティネット対策について未だに何一つ実行していないことです。
 知事は、09年2月県議会の厚生委員会に出席し、「セーフティーネット対策は検討する」と約束しました。その後、県は、セーフティーネット対策として、外来の負担が月2000円を超えた場合は、償還払いではあるが、補助するという案を提示しました。
 県は、このセーフティネット対策を適応する条件として、県の提案通りの有料化を実施した自治体に限定しました。皆さんもご承知の通り、今年度を含めて、宇部市以外の市町は、県の一部負担部分まで肩代わりして無料化を継続しています。宇部市は有料化を実施しましたが、重度障害者の方の自己負担額は、県が提示した額の半分としました。県は、セーフティーネット対策は提示したが、県が言う通りに有料化した自治体がないということを理由に、セーフティーネット対策を実施していないのです。
私は、福祉医療費は無料に戻すべきだと考えます。ですから、県が示したセーフティーネット対策は、不十分なものだと考えます。
しかし、県が示したセーフティネット対策を実施しないことに納得しておりません。
私は、今後の議会で、福祉医療費助成制度の無料化とセーフィネット対策の実施を求めて今後とも頑張っていく決意です。

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 県総合保健会館で行われた県腎友会定期大会

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 福祉医療費助成制度について皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

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