「政府は、15日、米軍厚木基地から岩国基地への空母艦載機部隊の移設に伴い、陸上空母離着陸訓練(FCLP)を鹿児島県・馬毛島で行う方向で調整に入った」との報道を複数の新聞社が行いました。
今日の山口新聞では、その事実を岩国市長が国に確認したところ国は、「政府として具体的な候補地として馬毛島を選定しているところでもなく、調整をしている事実もない」と答えとあります。
2006年5月の日米合意で恒常的なFCLP施設は、「2009年7月か、その後のできるだけ早い時期に選定することを目標にする」と書かれてあります。
これまでも、鹿児島県馬毛島や広島県大黒神島が施設の候補地として名前が出てきましたが、夜間訓練も行われる可能性が高いことなどから住民の反対などでとん挫してきました。
岩国市民は、このまま空母艦載機部隊の移設が強行されれば、なし崩し的に、FCLP訓練が岩国基地で行われるのではないか心配しています。
この問題は、日本共産党県議団は、繰り返し指摘をしてきました。直近ではH21年6月議会で水野議員が指摘をしました。
国は、「岩国基地及びその周辺を設置場所とする考えはない」とこれまでも答えてきました。その徹底が今求められます。
同時に私は、FCLP訓練施設が明確になる前に、空母艦載機部隊岩国移駐を先行させてはならないと思います。
この点について私は、H21年2月県議会で指摘しています。
県は、従来から岩国基地におけるNLPの実施は容認できないとの姿勢を堅持しています。
私は、NLP訓練の原因を作る空母艦載機部隊の岩国移設そのものを中止すべきだと思います。
FCLP訓練施設や空母艦載機部隊の移設問題に対する皆さんのご意見をお聞かせください。
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