議員日誌

五代目 柳家小さん

 落語昭和の名人完結編を聴いています。

 第4巻は、「5代目柳屋小さん」。5代目古今亭志ん生師匠は、私たちの年代はライブでは聞いたことはありませんが、小さん師匠は懐かしい気持ちで聞きました。

 確か笑点にも出演されていたのではないでしょうか。

 小さん師匠の顔は懐かしいですが、実際の落語はじっくり聞いたことがなく、今回が初めてでした。

 枝雀とも志ん生とも違う小さんの味を感じました。

 CDに付いているパンフレットに、小さん師匠について「嘘のつけない正直者」とありましたが、その言葉の通りの落語です。

 淡々と話しを進める。それでいて、しっかり笑わせる。いいですね。

 パンフレットの中で演芸評論家の川戸貞吉さんは、「誰しも名前が大きくなると人情噺を演るものですけれど、あくまでも熊さん、八っつぁんの長屋風景、江戸っ子の市井の暮らしを描いて大看板になった。」と小さん師匠を評しています。

 話しをする仕事がら、様々なタイプの噺家さんの落語を聴くのは大変勉強になります。

 小さん師匠の語り口に憧れる今日ころ頃です。

 小さんファンの皆さん、どの演目が好きですか。

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