本日、議長代理として、県立宇部西高校の卒業式に出席しました。
148名の卒業生が参列していました。残念ながら数十名の卒業生の就職が決まっていないとのこと。
政治に参画する一人として責任を痛感しました。
門出の春が迎えられないような社会を改善するよう今後とも力を尽くしたいと思いました。
宇部西高校は、農業系の高校として90年以上の歴史を経ています。
共に参加した県の農業関係の職員の方と話していますと、この高校から県農業大学校に進学する生徒は数人とのこと。
職員の方は、農業が若者の夢となるようにしたいと話しておられました。私も全く同感でした。
基幹産業である農業が復興することを今日、私は切望しました。
卒業式では、答辞のF君の話しに涙しました。
彼はバスケットボール部。担当の先生は、バスケの経験がありません。しかし、ある時、先生の机の上に、バスケの本が山積みされていたのを見たと言います。
彼は、部活をするのではなく、部活をさせてもらっていることを感じたと言います。
多くの方々の支えがあって、自分は大好きなバスケが出来たことに感謝していると話しました。
高校3年間で大きく成長した彼の姿を見て、教職員の方々のご努力に心から敬意を感じました。
彼の答辞に目頭が熱くなった私でした。
県議になって毎年、県立高校の卒業式に参加させていただいていますが、毎年、その時代性を感じると同時に、自ら初心に戻る気持ちを痛感しています。
本日、卒業式を迎えられた生徒の皆さんと保護者の方々にお祝い申し上げます。
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