大平光代さんの最新著「陽だまりの時間」を読んでいます。
NHKラジオ、「命の対話」に大平光代さんが出演されていました。その中で、彼女の著作「陽だまりの時間」が紹介されていました。
彼女の最初の著書「だから、あなたも生きにぬいて」に衝撃を受けた私は、この本に再び衝撃を受けています。
彼女は、学生時代、自殺未遂をし、その後、組長の妻になります。その後、弁護士になり、その後、大阪市助役を務めます。
このような人生をおくった人は、日本広しといえども、彼女しかありえません。
「陽だまりの時間」は彼女のその後の人生模様です。
彼女は、大阪市助役を退任後、結婚し、ダウン症の子どもさんを出産します。子どもさんの名前は、悠ちゃんです。
この本の衝撃は、彼女の生活の穏やかさです。
前作の激しさとは対極の穏やかな暮らしを彼女は、夫と悠ちゃんと一緒に過ごしています。
山里に暮らす彼女は、ハーブを育て、家庭菜園を行い、ジャムやステンドグラスを作りながら暮らしています。
自然志向の妻にこの本を薦めました。
最初の著作の彼女の表情とこの本に写されている彼女の写真を比較すると、彼女の顔が穏やかな暮らしぶりを語っています。
彼女は、1965年生まれ、ほぼ同世代です。
子どもから多くのことを学んだことが数多く書かれています。
私も「陽だまりの時間」から多くの事を学びました。
彼女も私も40代半ば。人生これから。芳醇の時間を過ごしたいものです。
これからも大平さんの語りに耳を傾け、この時代を豊かに生きていきたいと思います。
大平さんの著作への感想をお聞かせください。
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