議員日誌

ルネサスセミコンダクタ山口工場のリストラは今

 ルネサスエレクトロニクス株式会社は、7月29日「成長戦略および構造対策」を発表しました。

 その中で「5000人規模の人員効率化を主に2010年度中(2012年まで)に実施する」としています。

 この動きに呼応して、ルネサスセミコンダクタ九州・山口㈱山口工場(宇部市万倉)で働いている労働者の方から、「早期退職勧奨」が行われいるとのコメントも私のブログに寄せられているところです。

 昨日「ルネサス関連労働者懇話会」の方から、10月16日の週刊ダイヤモンドの記事が私のところに届きました。

 具体的には、「ルネサスエレクトロニクス『日の丸半導体』復権なるか再生のカギは経営陣の実行力」という記事です。

 この記事には、7月末時点で公表された構造改革案についいて「水面下では、構造改革案の詳細について、顧客、労働組合、地方自治体、元親会社などの関係各所と最終調整が行われている」と書かれてありまます。

 更に、「まず、生産拠点については、4拠点の閉鎖・生産縮小が有力だ」と書かれ「関係者によれば『津軽、滋賀、山口、高知が議論の対象となっている』という」とあります。

 私は、この事実を本日、ルネサスセミコンダクタ九州・山口㈱山口工場に電話で確認しました。

 工場の担当者は、この記事に関し「人員・拠点等に関する記述は、独自取材に基づく記者の憶測だ」と答えました。

 これ以上、現時点で明らかになっていることはないとのコメントでした。

 8月の本ブログで書いたように、山口工場では、非正規労働者の方を含めて1800人が働いています。

 宇部市と山口県の雇用と経済にとってルネサス山口工場の動向は重大です。

 私は、地元県議として、県にも動向の集約を要請しました。

 ルネサス山口工場のリストラの状況について皆さんの情報やご意見を引き続きお寄せいただきたいと思います。

 

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