議員日誌

ドラマ「フリーター、家を買う」

 昨日から、フジテレビ系で、ドラマ「フリーター、家を買う」が始まりました。

 原作を読んでいたので、充実した気持ちで、第一話を観終わりました。

 原作を読んでドラマを観ると、原作の方がいい場合が多いのですが、いやいや、ドラマも中々、社会問題に斬り込んでいて見応えがある作品としてまとまっていました。

 ドラマの冒頭、誠治が3ヶ月で辞めてしまった会社の研修会のシーンがあります。

 原作では詳細な記述はないのですが、ドラマでは、主催者が参加者に「他人を責めるな自分を責めろ」と復唱させるシーンが出てきます。

 これは、現代社会にまん延している強烈なメッセージです。このメッセージで、多くの人が自殺に追い込まれているとさえ私は考えています。

 就職氷河期が続いていますが、「就職出来ないのは自分のせい」と思っている青年が多いのではないでしょうか。

 こう思う青年は、是非、このドラマを観てほしいと思います。

 誠治は、土木工事現場でのアルバイトを始めます。ここでの出会いが誠治を成長させ、人生を切り開きます。

 昨日のドラマで、母親の寿美子が会社を辞めて引きこもり気味になる誠治に「人生、スタートでは決まらないのよ」と励ますシーンがあります。

 まさに、このメッセージを多くの青年が受け止める時だと思います。

 そんな寿美子も近所からのいじめでうつ病になってしまいます。そんな母を支えようと家族の絆が深まります。

 「人生捨てたものではない」と多くの人々を励ます秀作に仕上がっているこのドラマに次回以降大いに期待が持てます。

 誠治を演じる嵐の二宮和也さんの演技が自然でいいですね。

 ドラマ「フリーター、家を買う」の感想をお聞かせください。

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