本日、山口県後期高齢者医療広域連合を訪ね、県内の後期高齢者医療の現状をお聞きしました。
まず、県内の後期高齢者医療の滞納者の状況です。今年6月時点で3668人となっています。
20年度決算での滞納者数が3267人でしたので、約400人滞納者が増えている状況です。
次に短期保険者証の発行状況です。今年8月1日現在で、1002件となっています。
昨年10月1日時点では、340件でしたので、約3倍となっています。
尚、資格証明書の発行世帯は、県内では皆無ということでした。
これは、昨年10月厚生労働省保健局長の通知で、資格証明書の発行について「原則として交付しないこととすることを基本的な方針としています」との見解が示され、これに順じた対応を県広域連合が行っているということです。
県内の後期高齢者の方々に資格証明書が発行されていないことは幸いですが、1000世帯に短期保険証が交付されていることは重大です。
滞納世帯が増え、不安定な短期証世帯が今後増えることが心配されます。
一日も早く後期高齢者医療制度を廃止し、お金の心配なく、高齢者が安心して医療を受ける環境を一日も早く構築すべきだと痛感しました。
後期高齢者医療制度についての皆さんのご意見をお聞かせください。
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