議員日誌

美祢市美東で高規格道路周辺で新たな水害が発生

 本日の午前中、三好美祢市議と一緒に、美祢市美東地区の豪雨災害現場を視察しました。

 本日、視察した結果は、宇部土木建築事務所美祢支所に伝え、改善を求めました。

 特徴は、高規格道路小郡・萩線が建設されている場所で、今までになかった水害が発生しているという事実です。

 まず、赤郷松原地区です。この地域では、Yさんの家の裏の水路のマスで、5m位水が噴きあがりました。

 また、隣のHさん宅後ろの水路も水が越えてHさん宅に入りました。

 これら水路の上には、高規格道路が建設中でした。

 高規格道路から流れ出た水を受ける水路があまりにも狭隘であるための水害だと言えます。

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 高規格道路からの大量の水が水路から溢れた現場

 次に、大田市下秋地区です。Nさん宅西側の道路が川となり、水位は大人の膝ほどでした。

 道路下の田畑や家が浸水しました。

 川となった道路の上に高規格道路が建設中です。ここも高規格道路から流れでた水を受ける水路が狭隘だと思われます。

 今後の高規格道路の建設にあたっては、近年の豪雨災害の教訓を生かし、排水路の規格を大きくし、終末まできちんと水路を拡幅するなどの対策を強化する必要性を感じます。

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 道路が冠水し、この水路に水が集中し下手が浸水

 その他、赤郷絵堂の元町営住宅の裏山から水が噴き出し近隣の住宅が浸水した被害現場を視察し改善を要望しました。

 この付近にも高規格道路が建設中であり、それに伴い、一般道路の付け替え工事が行われています。

 地元の方は、こられ工事の影響はなかったのかとの疑問を持っておられます。その事も県に伝えました。

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  鉄砲水のような勢いの水が噴き出した現場

 更には、赤郷の近隣の畑が浸水する被害が起きた県二級河川三角田川を視察し、改善を要望しました。

 この付近では、特産のごぼうが育てられています。ごぼうは特に冠水に弱いと言われており、被害は大きかったようです。

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  水路の草などは、地元の方が除去されたそうです

 本日の午後からは、宇部市吉部大棚の田がえぐられた現場を市職員の方と一緒に視察しました。

 市の担当者は「昨年の災害の復旧工事がこの秋に計画されており、この工事の中で、今年度の新たな災害分についても一緒に復旧工事を行いたい」とおしゃっておられました。

 地権者にお伝えすると安心されました。

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 この秋に復旧工事が行われることが決まった現場

 

 

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