議員日誌

総務政策委員会一日目終わる

 今日から委員会審議が始まりました。私は、総務政策委員会で質疑を行いました。

 予算関係の質疑を中心に行いましが、その他の問題でいくつかの対応が報告されました。

 第一は、札幌市のグループホーム火災を受けての山口県の対応が委員会で報告されました。

 県は、本日、13消防本部に、県内140ものグループホームの立入調査を指示したということです。

 調査内容は、防火設備の設置状況や、消防計画などの策定状況についてです。

 札幌市のグループホームでは、自動火災報知設備などの設置対象施設であったが、H23年度末までの経過措置で、未設置であったことが明らかになっています。

 県内で対象施設でありながら未設置の施設はどれほどあるのか調査することは重要です。県は、調査を26日まで実施し結果をまとめるということでした。

 第二は、随意契約における見積書の徴取に関する自主点検の結果が報告されたことです。

 県が随意契約によろうとする場合の見積書の提出に関して、①二人以上の者からの見積書の提出が必要であるにもかかわらず、これを提出させていないものはないか。

 ②契約を分割することにより、二人以上の者から見積書の提出をさせていないものはないか、の調査がこの程行われました。

 その結果、H20年度①に関わるものが12件、②に関するものが7件、H21年度12月支出分まででは、①に関わるものが1件、②に関わるものが0件であったことが報告されました。

 私がこの問題を昨年行われたH20年度決算特別委員会や11月県議会で指摘したことをきっかけとして今回の調査が行われました。

 私が、調査結果を受けて指摘したのは、100%落札の多さです。

 二人以上の者から見積書の提出が必要であるにもかかわらず、提出させていないものH20年度とH21年度の13件の内、11件が予定価格と契約金額が同じ100%落札でした。

 河嶌会計管理局長は、「このような事態が再び起こらないように、通知文書を発行し、周知を図る」ことを約束しました。

 明日も委員会が行われます。引き続き所管事項の質疑を続けたいと思います。

 

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