本日、我が党の久米議員が一般質問で岩国問題を取り上げました。
1年前の予算議会では、福祉医療費助成制度一部負担金導入などが中心議題でしたが、今年の予算議会では、岩国問題が中心議題の一つになっています。
久米議員の質問でいくつかの前進がありました。
まず、核密約問題です。政府の「有識者委員会報告」で核の一時的持ち込みを日米の協議の対象としない密約があったことが明らかになりました。
先日、ライシャワー元駐日大使の特別補佐官だった人が、「岩国基地沿岸で核兵器を保管していた」事実を新聞で証言しました。
久米議員の質問に、知事が「岩国での核持ち込みの事実関係を県として国に照会している」ことを明らかにしました。
また、県として、米軍再編における岩国基地への対応について、知事は改めて「政府の基本的考えを明らかにするよう今後求めていく」ことを明らかにしました。
一方、知事は、愛宕山の売却に関して、「国による米軍再編関連用地としての買い取りは、認められ」との見解は示しながら、最終的に「国が、完全に無条件で買い取ることは困難」との見解も示しました。
知事のこの見解は、国が買い取る場合、最後は、国の意向が優先されてもしかたがないともとれるものであり、今後、波紋を呼ぶ発言でしょう。
来週から、私は、総務政策委員会での審議に臨みます。委員会でも岩国問題が大きな議題になるでしょう。しっかり準備をして臨みたいと思います。
その前に、まずは、明日の一般質問をしっかり務めなければなりません。
明日の朝までしっかり準備をして県民の負託に応えられる質問を行いたいと思います。
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