議会だより

厚東川通信No271(2010年2月15日)

山口県議会・宇部市議会報告会を行う

 

ロングランプ計画は白紙に

 

 十一日、男女共同参画センターで、日本共産党山口県議会・宇部市議会報告会が行われ、七〇名の市民が集いました。
 市議会報告では、宇部市議団の各議員が報告し、藤本県議が宇部市の問題を中心に報告しました。 まず、豪雨対策では、浸水解消のために、厚東川の堤防設置など「厚東川水系河川整備計画」を策定中であることを報告しました。
 小野湖上流の産業廃棄物処分場建設計画の問題では、「要綱に基づく手続きに至る前に、計画者に対し、小野湖周辺関係者に詳細を説明し、その理解を得るよう指導している」との答弁を引き出したことを報告。この小野湖関係者には宇部市だけではなく山陽小野田市の市民も関わることも報告し、計画を中止していくために力を尽くすと訴えました。
 宇部湾岸道路問題では、宇部興産道路を活用したロングランプ計画を白紙撤回するように求めていることを報告。県道妻崎開作小野田線から2階部分に乗り入れる計画に変更するよう求めていることを報告しました。


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  県議会・市議会報告会で報告する藤本県議


11月県議会報告シリーズ⑤

 

自主参加の全国学力テスト

 

 新年度から全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)が抽出方式になります。政府の新年度予算案では、抽出率三〇%となりました。抽出からもれた市町村は希望すればテストが配布されることになります。
 問題は、自主参加の場合の採点・集計等の費用です。県教委は、今日の私への説明に対しても「費用を出す考えはない」と明確に答えました。現時点で、市町教委で、自主参加のテストの採点・集計等の費用を出そうとしているのは、宇部市だけと言われています。 そうなると、教職員負担による自校採点となります。
 藤本県議は、十一月県議会で、「希望利用方式」として、自治体負担を大きい時には、導入しないことも検討すべきと教育長に質問しました。教育長は、「市町教委と協議しながら、適切に対応してまいる」との答弁でした。
 このまま実施すれば、学校または、教育委員会職員の負担増になることが明らかです。今からでも自主参加方式は中止すべきです。
 

宇部湾岸線を土木委員会が視察

 

 二日、県議会土木建築委員会の県内視察で、宇部湾岸線の視察が行われ、藤本県議が参加しました。
 宇部湾岸線は、八百六十億円の事業費で、現在までに、八十七%の工事が進捗しています。平成二十三年度で事業完了の予定と報告されました。 しかし、宇部興産道路を使ったロングランプの建設が予定されていますが、未だに接続されていませんでした。
 

一気

 

映画「アバター」を観ました。キャメロン監督は、アメリカ人でありながら、アメリカ帝国主義の侵略性を二一五四年を舞台にしながら露骨に描きだしています▼舞台は地球から五光年離れたパンドラという惑星です。ナヴィという民族が暮らしています。この星の鉱物資源を目当てに人類は、ナヴィを殺戮し、資源を奪おうとします。ナヴィ民族の精神的支柱が壊される時には怒りを感じました。人類に立ち向かうナヴィの闘いに心からエールを送りました。映画の中で、人類の中にも、ナヴィの立場に立とうとする人々がを描いたシーンを観ながら涙が出ました▼キャメロン監督が、平和と民主主義に危機を感じ、立ち向かう勇気を持とうとメッセージを送っていることに励まされました。監督の次回作は、「はだしのゲン」だそうです。キャメロン監督から目が離せません。 

 

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