議会だより

厚東川通信No269(2010年1月15日)

みんなの県政つくり回が知事に申し入れ行う

 

県が愛宕山問題は封印と市に指示

 

藤部総務部理事は「事実ない」と答弁

 

  六日、みんなの県政をつくる会(福江俊喜代表世話人)は、二井関成知事に対して「知事選挙における地位利用の疑義に係る申し入れ」を行いました。 
 昨年末、一部情報公開された岩国市の協議報告書(平成二〇年四月七日、愛宕山地域開発等に係る市長協議)には、県・国から意向確認がされていたとして、七項目が協議されています。
 この中に、「知事選までは愛宕山問題は封印することの再確認」という項目があり、県と市の協議結果は「了解」とされています。
 申し入れ書は、「同年八月に行われた知事選挙を有利にたたかうために、国・県・市が愛宕山開発事業を遅らせていたとするなら、絶対に許されないことであり、重大である」「公職選挙法に触れる恐れがあることも指摘しなければならない」としています。
 藤部総務部理事は、「そのような確認を市に行った事実はない。よって意図的に愛宕山事業を遅らせたこともない」と答えました。


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   地位利用問題で知事に申し入れを行う
 

11月県議会報告シリーズ③

 

不正経理問題の改善について

 

 藤本県議は、会計検査院による国庫補助事業にかかわる調査で、山口県でも四千五百万円余りの不適切な経理処理が指摘された問題を取り上げ、再発防止策を明らかにするよう追求。請求書と違う物品を納入させる「差替え」という手法は、複数見積もりをとらないなど、明白な会計規則違反であり、県民への裏切りだと指摘し、今後の対応を質しました。
 岡田総務部長は、指摘を受けたことは遺憾であり、今後、適正な執行を徹底すると陳謝。「差替え」については、会計規則等の法令の遵守意識が低かったことや内部牽制機能が不十分だったと述べ、再発防止に万全を期すと答えました。
 藤本県議は、会計管理局長に「複数見積もりを行っていないケースについて徹底調査すべき」と質しました。河嶌局長は「全所属長に対して、自主点検の実施を求め、その結果を報告する」と答えました。

 

藤本県議・宇部市議団で新春街宣


 一日、一〇時から琴崎八幡宮前で藤本県議と宇部市議団が新春宣伝を行いました。藤本県議は、新年度予算に、愛宕山住宅造成事業跡地に空母艦載機部隊移駐計画に絡む関連施設用地取得費として一九九億円が計上された問題を訴えました。

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   新春の街頭宣伝を行う私と宇部市議団

 

一気


今年は、トラ年ですね。山口県の美祢市では、トラの化石が発掘されているそうです。約40万年から1万年前には日本列島にトラがいたそうです。しかし、そのトラたちは今、絶滅に瀕しています。ロシアと中国の国境に生息する野生のアムールトラは、500頭しかいないそうです。今年は、トラ年ですから、トラたちにもやさしい暮らしをしたいものだと思います。森を守り地球を守る暮らしを心がける年にしたいと思います▼トラにまつわることわざも多数あります。「虎穴に入らずんば虎児を得ず」ということわざがあります。思い切った決断を促す意味です。経済や暮らしが大変な時期ですが、今年は、皆さんの暮らしを守るために、政治家をとして決断の時だと思っています▼今年も、皆さんのお役に立てるように少しでも力を尽くしていける一年にしたいと思います。

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