引き続いて重松清を読んでいます。彼のエッセーも読んでみようと思って「オヤジの細道」を手にしました。
彼は、1963年生まれ、私より一つお兄さん。私は、「まだまだ、アラフォーだから」「45歳といってもまだまだ」などと「オヤジ」である自分を避けていました。
シゲマツさんは潔い。「『オレはまだ若いぞ!』だって?『オヤジはオヤジでも、オレはチョイ悪だから、一緒にしないでくれ』だって?」
「僕のコラムは、そんな『ただのオヤジ』のあなたに捧げたものなのです」とシゲマツさんはこのエッセーをスタートさせています。
同世代だけに、出てくる話題が懐かしく共感できるものばかりです。ヤザワさんが出てきたり、NSPが出てきたり、音楽の話題も共感します。
そして、シゲマツさんは、小学校6年生から高校卒業まで山口県に住んでいたというではありませんか。一層、共感が沸きます。
私には兄はいませんが、今後は、シゲマツさんを兄と慕い、徐々に来る「オヤジ現象」にも笑顔で乗り切っていこうと思います。
「オヤジ世代」の皆さん、シゲマツさんの文章を読んで、オヤジを謳歌しましょう。
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