本日、木佐木参議院山口選挙区予定候補と一緒に、カルスト森林組合を訪ね大呑組合長さんと懇談しました。
カルスト森林組合のエリアは、美祢市・山陽小野田市・宇部市です。私の実家もカルスト森林組合のエリア内ということもあり多いに懇談がはずみました。
懇談の最初に私たちが、11月に開かれた全国森林熊井大会に志位委員長が初めてあいさつを行ったことを紹介すると、組合長さんは「私は大会に参加し志位さんのあいさつを聞きました」と答えられました。
組合長さんは、「林業再生の根本問題は出口対策」「杉が1・1万円では暮らしていけない」「木材価格に手立てを取る必要がある」と最初に話されました。
その上で、私は、3つの点で組合長さんにご意見をお聞きしました。第一は、林業を行う上での基盤整備の問題です。
組合長さんは、「路網を整備してほしい」「麻生内閣で検討された自己負担のない林道の整備を実現してほしい」とおしゃいました。
次に、県産材の需要拡大についてです。山口県でも様々な需要拡大策がとられていますが、組合長さんは、「九州、特に宮崎や大分を参考にして、県の需要拡大策を更に拡充してほしい」とおしゃいました。
次に、就業者確保の問題です。組合長さんは、①担い手基金を活用した対策②みどりの雇用制度③緊急雇用対策があり、担い手対策は取り組まれているが、「続けていける環境の整備が不可欠だ」と話されました。
最後に、組合長さんは、竹の箸づくりなど取り組みを話されました。「刑務所と連携して、この地域の孟宗竹で割り箸を作っている」「竹チップを作りバイオマスの原料を作っている」などの活動への支援をお願いすると話されました。
私は、「今日お聞きしたことは可能な限り県政に反映していきたい」と組合長さんにお話ししました。とても有意義な懇談となりました。
森林組合の組合長さんと懇談(左から二人目が私)
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