本日、給与関係条例の採択が行われました。私は、日本共産党を代表して反対討論を行いました。
反対理由は、27日のブログを参照していただければと思います。一言で言うと地域経済に与える影響が甚大だということです。
採択の結果、給与条例はすべて可決しましたが、なんと反対したのは、日本共産党会派だけでした。
さて、本日は、決算特別委員会が開かれ、平成20年度山口県歳入歳出諸決算の採択が行われました。
決算の採択の結果は、日本共産党と社会民主党が反対しました。
本日の決算特別委員会では、不正経理問題の集中審議が行われました。先日の委員会で私が指摘し開催されたものです。
会計検査院が行った調査で県内で「差し替え」などの不適正な経理が判明しました。その内容と主な問題点については、24日のブログを参照してください。
今日、私が行った質疑で、山口県会計規則167条の規定に反する会計処理が行われていたことが明らかになりました。
山口県会計規則には、5万円以上の物品を購入する場合、2社以上の見積書を提出させることが明記されています。
今回、会計検査院が「差し替え」事案と指摘をしたケースが、16ありましたが、その内、10ケースは、5万円以上の物品購入でした。
私の調査で、この10ケースすべてで2社以上の見積書が提出されていないことが判明しました。
それは当然と言えば当然の帰結です。本来買うものと違い内容の請求書を県が作成する行為が「差し替え」として指摘された訳です。
ですから、当然、本当に買った商品の見積書は取れない訳です。
私は、「差し替えは、会計規則違反につながっている」ことを解明し指摘しました。
私は、県会計規則違反もはっきりした中で、今回の会計検査院等の指摘を受けて職員の処分をどうするのか質しました。
村田人事課長は、時期などは明確にしませんでしたが、処分については、「他県の状況もみながら適切に対応したい」と答えました。
見積もりが取られていなかったケースが分かったのは全て農林部関係でしたので、私は、他の物品購入についても違反がなのか「農林部として独自に調査すべき」と指摘しました。
松永農林部長は、「部内のチェック体制を強化したい」と答えました。
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