来年の3月14日に行われるくすのきカントリーマラソンに出場するとブログに書いて、1週間が経過しました。
ランナーの方から「いきなりフルは大変ですよ」とか「私も参加しようかな」など声をかけていただきます。
妻からは、「その日は、保育園の卒園式だった」と言われました。娘は再来年卒園ですが、生活発表をするのです。
妻と娘と三男は卒園式に参加し、私と長男、次男は、大会に参加することにしました。
さて、フルマラソン完走に向けて、「金哲彦のランニングダイアリー」を買いました。「15週間でフルマラソンを完走」とサブタイトルが付けられています。
15週間と言えば、3月14日が大会ですので、明日が15週間のスタートとなります。このダイアリーを励みに練習を重ねていきたいと思います。
ランナーズという雑誌も読み始めました。12月号には、君原健二さんの特集記事が掲載されていました。
「当時はたとえ合宿でもしてはいけないというアマチュア規定ではあったのですが、勝つためには手段を選ばないというような日本の方針がありましてですね、合宿はいけないという規定にもかかわらず、半年間ではありますけれども、毎月1週間から10日ぐらいの合宿が続きました。」「私は、同じ試合に行って勝ったところでどれほどの価値があるのだろうかと思ったんです。競技者の実力は競技大会以前の訓練によって養われるものです。その訓練に平等性がないのであれば、いくら競技会だけ厳粛に公平に行われたとしても、果たしてそれでいいのだろうか、そう思いました。」
君原さんは、東京オリンピック前の状況を振り返りこう語っています。
私は、君原さんのアスリートとしての真摯な姿に頭が下がりました。私は、スポーツにはこのような姿勢が求められていると思います。
現在では「ドーピング問題」などが典型ですが、「勝ちさえすればいいのだ」ではいけないと思います。
私は、国体においても同じことを思います。君原さんの「競技者の実力は競技大会以前の訓練によって養われる」との言葉を噛みしめる必要があると思います。
天皇杯至上主義で、手段を選ばないやり方は、スポーツの厳粛さを阻害してしまうと思います。
スポーツを愛する者の一人として、君原さんの言葉を噛みしめました。
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