防府市の縫製会社で働いていた中国人実習生3人が、未払い賃金などの支払いを求める労働審判が山口地裁で20日に行われました。
会社側が一人あたり約80万円支払うことで調停が成立しました。
中国人実習生は、日本の労働法規が適応でないなどとして、これまで、同様の審判で実際に和解金が支払われることはなかったそうです。
今日、お会いした彼女らを支援している県労連の役員の方によると「和解金が支払われるのは全国初ではないか」と話しをされていました。
日本が戦前に中国に対してどんなに惨い仕打ちを行ってきたかは、私のブログで繰り返し取り上げてきました。
しかし、最近の中国人研修生の実態は、戦前の歴史を繰り返すものです。
誤りは改めるの立場で、今回のケースを教訓にして、今後、中国人研修生の労働条件が抜本的に改善されることを望みます。
今日、私は、宇部地域労連の定期大会であいさつを行いました。
全ての働く人びとが幸せな社会となるように、引き続き頑張る決意を新たにしました。
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